2021.06.29 15:00Lester Young, Pres on Keynote レスター・ヤング(ts)が、キーノート・レーベルに残したアルバム。A面がクインテットの演奏で43年12月、B面が44年3月でカンサス・シティ・セブンによるセッション。発売はマーキュリー。ジョニー・ガルニエリ(p)、スラム・スチュアート(b)、ビッグ・シド・カトレット(ds)、バック・クレイトン(tp)、ディック・ウェルズ(tb)、カウント・ベイシー(p)等のメンバーが参加。A面のスラム・スチュアートのアルコ・ソロも印象的なレコード。
2021.06.28 15:00Charles Mingus, My Favorite Quintet チャールス・ミンガス(b)のアルバム。65年5月、ミネアポリスのガスリー・シアターでのライブ。レーベルはアメリカ。チャールス・マクファーソン(as)、ロニー・ヒリアー(tp)、ジャッキー・バイアード(p)、ダニー・リッチモンド(ds)といったメンバー。ジャケット右上には、タウン・ホール・コンサートで、エリック・ドルフィーがフューチャーされていると大きく書かれていますが間違い。"So Long Eric" などメドレー含め全7曲を収録。680円の中古盤LP。
2021.06.27 15:00寺井尚之 & 鷲見和広, Echoes of OverSeas 寺井尚之(p)と、鷲見和広(b)のデュオ・アルバム。2002年5月の録音。レーベルはフラナガニア。寺井尚之は大阪市中央区にあるジャズ・クラブ「オーバーシーズ」のオーナー兼ピアニスト。現在は解散してしまいましたが、当時は毎週水曜日に、鷲見和広と二人で共演を重ねていました。そんな歴史がこのCDに凝縮されています。"On a Misty Night" "Enigma" "This Time It's Real" "Mean What You Say" など、デトロイト・バップが聴ける作品。
2021.06.26 15:00Charles Mingus, Pithycanthropus Erectus チャールス・ミンガス(b)のアルバム。70年10月、フランス、パリでのライブ盤。レーベルはアメリカ。ボビー・ジョーンズ(ts)、チャールス・マクファーソン(as)、エディ・プレストン(tp)、ジャッキー・バイアード(p)、ダニー・リッチモンド(ds)といったメンバーが参加。何といっても、56年1月に録音された「直立猿人」のライブ・バージョンが聴けるのが魅力的。他に、"Peggy's Blue Skylight" "Love Is a Dangerous Necessity" の全3曲収録。680円の中古盤LP。
2021.06.25 15:00Art Pepper, The Art of Pepper vol.1 アート・ペッパー(as)のアルバム。57年4月、58年1月の録音。レーベルはオーバーシーズ。いわゆるアート・ペッパーのオメガ・セッションといわれているものの第1集。カール・パーキンス(p)、ベン・タッカー(b)、チャック・フロアーズ(ds)のカルテットによる演奏。アメリカ本国ではテープのみの発売、西ドイツのバッカローラというレーベルからレコード化され、その後ようやくこの形で日本で発売されたそうです。"Holiday Flight" など全6曲収録。
2021.06.24 15:00Eric Dolphy, Out There エリック・ドルフィー(as,fl cl,bcl)のアルバム。60年8月の録音。ニュージャズの8252番。ロン・カーター(cello)、ジョージ・デュビビエ(b)、ロイ・ヘインズ(ds)といったメンバーが参加。ピアノレスで、チェロが加わるという編成のもと、ドルフィーが4つの楽器を吹きます。ドルフィー2作目のリーダー作とのこと。"Out There" "Serene" "The Baron" "Eclipse" "17 West" "Sketch of Melba" Feathers" の7曲収録。680円の中古盤LP。
2021.06.23 15:00John Coltrane & Paul Quinichette, Cattin' with Coltrane and Quinichetteジョン・コルトレーンと、ポール・キニシェ、二人のテナー・サックス奏者の共演作。57年5月の録音。プレステイジの7158番。マル・ウォルドロン(p)、ジュリアン・イール(b)、エド・シグペン(ds)のトリオがバックを務めます。「シーツ・オブ・サウンズ」と言われ、息つく暇もみせないコルトレーンと、まるで木製のテナーのようにマイルドな音色のキニシェの対比が聴きどころ。"Cattin'" "Sunday" "Exactly Like You" など全5曲収録。
2021.06.22 15:00Mal Waldron, All Alone マル・ウォルドロン(p)のソロ・アルバム。66年3月、イタリアのミラノでの録音。レーベルはグローブ(原盤GTA)。ビリー・ホリデイの「レフト・アローン」で一躍日本人のハートをつかんだマル・ウォルドロン。ここでもウォルドロン節とでもいうべきピアノを聴かせます。製作はマリオ・ニコラオ、ジャケット写真はマリオ・オルフィニ、カバーデザインはパオロ・ピコリ、ミラノのファノラマ・スタジオでの録音。480円の中古盤LP。
2021.06.21 15:00Lorez Alexandria, My One and Only Love Discography 86-01 ロレル・アレクサンドリア(vo)のアルバム。86年9月の録音。このジャケットは、97年にソニー・ミュージック・エンターテインメントから発売された、「スタンダード・ジャズ・ボーカル・フロム・ニューヨーク」シリーズの1枚としてお目見えしたもの。トミー・フラナガン(p)、ジョージ・ムラーツ(b)、アル・フォスター(ds)といったメンバーが参加。"Nature Boy" "It Might as Well Be Spring" "Almost Like Being in Love" など全10曲収録。
2021.06.20 15:00Johnny Griffin & Arthur Taylor, The Jamfs Are Coming ジョニー・グリフィン(ts)と、アーサー・テイラー(ds)の双頭コンボのアルバム。75年12月、77年10月、ドイツでのライブ録音。レイン・デ・グラーフ(p)、ヘンク・ハバーホーク(b)、コース・セリールセ(b)といった、当時の西ドイツのメンバーが参加。レーベルは、タイムレス・ミューズ。"The Jamfs Are Coming" "Wee Dot" "Wee" "All the Things You Are" の4曲が取り上げられています。780円の中古盤LP。
2021.06.19 15:00Hampton Hawes, All Night Session vol.3 ハンプトン・ホーズ(p)のアルバム。56年11月の録音。レーベルはコンテンポラリー。コンテンポラリー・スタジオで繰り広げられたオールナイト・セッションの第3集。ジム・ホール(g)、レッド・ミッチェル(b)、エルドリッジ・ブラズ・フリーマン(ds)のカルテットによる演奏。"Do Noting till You Hear from Me" "Blues #3" "Between the Devil and Deep Blue Sea" "Blues #4" の4曲収録。録音エンジニアはロイ・デュナン。プロデューサーはレスター・ケーニッヒ。
2021.06.18 15:00Charles Mingus, Tijuana Moods チャールス・ミンガス(b)のリーダー作。57年7月から8月にかけての録音。レーベルはRCA。ジミー・ネッパー(tb)、カーティス・ポーター(シャフィ・ハディ)(as)、クラレンス・ショウ(p)、ビル・トリグリア(tp)、ダニー・リッチモンド(ds)、フランキー・ダンロップ(perc)、イザベル・モレル(castinets)、ロニー・エルダー(vo)といったメンバーが参加。ミンガス自身が「最高傑作」と述べた作品。邦題「メキシコの思い出」。780円の中古盤LP。