2020.04.29 19:00Bill Evans & Tony Bennett, Together Again ビル・エバンス(p)と、トニー・ベネット(vo)の共演作。76年9月の録音。レーベルはインプロブ。二人のデュオは、このアルバムが2作目。前作は75年6月録音のファンタジー盤。ピアノとボーカルの作り出す静謐さが魅力的。現在ではこれら2枚のアルバムを1枚にまとめたCDも出されているようです。"Lucky to Be Me" "Make Someone Happy" "You're Nearer" "A Child Is Born" "The Two Lonely People" "You Don't Know What Love Is" など全10曲収録。
2020.04.28 19:00Benny Golson, Killer Joe ベニー・ゴルソン(ts,arr)のリーダー・アルバム。77年の録音。レーベルはコロンビア。約15年ぶりに表舞台に復活したゴルソンの作品。アーニー・ワッツ(as)、ジェローム・リチャードソン(fl)、アルバート・アーロンズ(tp)、バディ・チャイルダーズ(tp)、ボビー・ブライアント(tp)、フランク・ロソリノ(tb)、ブリット・ウッドマン(tb)、ボビー・ライル(p)、スタンリー・クラーク(b)等、多彩なミュージシャンが参加。"Hesitation" "Killer Joe" など全9曲収録。
2020.04.27 19:00Scott Hamilton, The Grand Appearance Discography 78-05 スコット・ハミルトン(ts)のリーダー作。78年1月から2月にかけての録音。レーベルはプログレッシブ。A面4曲のピアノがハンク・ジョーンズ、B面5曲がトミー・フラナガン。ベースはジョージ・ムラーツ、ドラムスはコニー・ケイ。スコット・ハミルトンのライブに初めて接したのは90年代に入ってからでしたが、そのオールド・スタイルが逆にとても新鮮でした。"I Thought About You" "You'd Be So Nice to Come Home to" "Out of Nowhere" など全9曲収録。
2020.04.26 19:00宇川 彩子, The Tap タップ・ダンサー、宇川彩子のアルバム。99年12月の録音。レーベルはキング。多田誠司(as,ss,fl)、今泉正明(p)、塩田哲嗣(b)、広瀬潤次(ds)、藤原清登(b)、鈴木良雄(b)、松本晋一(tap)、加藤忠(tap)、サム・清宮(tap)といったメンバーが参加。宇川彩子は74年生まれ。3歳からバレエを始め、ピアノ教師の母の勧めで10歳でタップに転向。ピアノ、エレクトーン、ドラムも習得。日野元彦氏に見出され、このCDがデビュー作。"Watermelon Man" など全10曲収録。
2020.04.25 19:00Gerry Mulligan, Spring Is Sprung ジェリー・マリガン(bs,p)のリーダー作。62年12月の録音。レーベルはマーキュリー。ボブ・ブルックマイヤー(tb,p)、ビル・クロウ(b)、ガス・ジョンソン(ds)のカルテットによる演奏。74年発売の日本盤の解説は、佐藤秀樹氏によるものですが、「決して大作というものではないが、全体として、実に好ましいムードを持っており、愛聴盤としての魅力にあふれている」と結んでいますが、まさにその通り。"Jive at Five" "Four for Three" など全6曲収録。
2020.04.24 19:00Sonny Criss, Go Man ! ソニー・クリス(as)のリーダー作。56年の録音。レーベルはインペリアル。ソニー・クラーク(p)、リロイ・ビネガー(b)、ローレンス・マラブル(ds)といったメンバーが参加。ソニー・クリスの泣き節が、ワン・ホーン・カルテットの演奏でたっぷり味わえます。録音月日も56年のうちで諸説あるようです。また、ジャケットもバイク・スタンドのあるものや無いものと話題に事欠きません。"Summertime" "Memories of You" "Wailin' with Joe" など全12曲収録。
2020.04.23 19:00Curtis Amy & Paul Bryant, The Blues Message カーティス・アミー(ts)と、ポール・ブライアント(organ)の共演作。60年8月の録音。レーベルはパシフィック。ロイ・ブリュースター(vib)、クラレンス・ジョーンズ(b)、ジミー・ミラー(ds)のクインテットによる演奏。ロスアンジェルスの「ダイナマイト・クラブ」は黒人たちが集まるジャズ・クラブ。パシフィックの社長、リチャード・ボックがそこで出会った才能が、カーティス・アミーとのこと。"Searchin'" "Goin' Down, Catch Me a Woman" など全5曲収録。
2020.04.22 19:00Tommy Flanagan, Birdland Club 1995 Discography (956) トミー・フラナガン(p)のアルバム。95年10月、ドイツのバードランド・クラブでのライブの模様を収録した2枚組CD。ピーター・ワシントン(b)、ルイス・ナッシュ(ds)のレギュラー・トリオでの演奏。最近は、「サウンドボード・レコーディング」のブートレグとして、年に何枚か市場に出回っていますが、こちらもそんな作品。ただし、演奏は充実していて観客の熱狂ぶりも伝わってきます。"The Con Man" "Beyond the Bluebird" など全15曲収録。
2020.04.21 19:00Hank Mobley & Lee Morgan, Peckin' Time ハンク・モブレー(ts)と、リー・モーガン(tp)の共演作。58年2月の録音。ブルーノートの1574番。ウィントン・ケリー(p)、ポール・チェンバース(b)、チャーリー・パーシップ(ds)のクインテットによる演奏。ハード・バップの雰囲気を堪能できるセッション。"Handle with Care" と書かれたトランクのジャケットも秀逸。"High and Flighty" "Peckin' Time" "Stretchin' Out" "Git-Go Blues" のモブレー作の4曲に加え、スタンダード・ナンバーの "Speak Low" を収録。
2020.04.20 19:00Ronnie Scott & Tubby Hayes, The Last Word ロニー・スコット(ts)と、タビー・ヘイズ(ts,vib,fl)の双頭コンボ「ザ・ジャズ・クーリアーズ」名義のアルバム。59年6月から7月にかけての録音。レーベルはジャスミン。テリー・シャノン(p)、ケニー・ナッパー(b)、フィル・シーメン(ds)のクインテットによる演奏。イギリスのモダン・ジャズ界で活躍を続けた二人のテナー・バトルが何と言っても最大の聴きどころ。全曲のアレンジを手掛けるのはタビー・ヘイズ。"If This Isn't Love" など全7曲収録。
2020.04.19 19:00Chuck Redd, Stomp, Look & Listen Discography 96-01 チャック・レッド(vib)のリーダー作。96年2月の録音。レーベルはエクスクルージブ。トミー・フラナガン(p)は、全14曲中4曲に参加。他に、チャーリー・バード(g)、ケン・ペプロウスキー(ts)、ロバート・レッド(p)、ポール・ランゴッシュ(b)、ビクター・ルイス(ds)といったメンバーが加わります。フラナガンの演奏は、"I Didn't Know What Time It Was" "The Shadow of Your Smile" "All God's Chilun Got Rhythm" "Poem for My Son" になります。
2020.04.18 19:00Teddy Charles, On Campus ! テディ・チャールス(vib)のアルバム。59年11月の録音。レーベルはベツレヘム。ズート・シムズ(ts)、ジミー・レイニー(g)、サム・モスト(fl)、デイブ・マッケンナ(p)、ビル・クロウ(b)、エド・ショーネッシー(ds)といったメンバーが参加。50年代は大学でのジャズ・コンサートが盛んに行われましたが、これはエール大学での模様を収めたもの。ベツレヘムには珍しいライブ盤。録音技師はピーター・インド。"Rifftide" "Too Close for Comfort" など全9曲。