2021.01.30 15:00Carmen McRae, The Great American Songbook カーメン・マクレー(vo)のアルバム。72年の録音。レーベルはアトランティック。ジョー・パス(g)、ジミー・ロウルズ(p)、チャック・ドマニコ(b)、チャック・フロアーズ(ds)といったメンバーが参加。カリフォルニアの「ダンテ」でのライブ録音。マクレーの代表作の一つとなった2枚組LP。"Satin Doll" "At Long Last Love" などスタンダード・ナンバーを歌い上げます。
2021.01.29 15:00Stan Getz & Bill Evans スタン・ゲッツ(ts)と、ビル・エバンス(p)の共演作。64年5月の録音。レーベルはヴァーヴ。ロン・カーター(b)、リチャード・デイビス(b)、エルビン・ジョーンズ(ds)といったメンバーが参加。収録当時は未発売で、73年になってようやく公表されました。ベースはA面がカーター、B面がデイビス。ゲッツのファンにとっても、エバンスのファンにとっても魅力的なアルバム。"Night and Day" "But Beautiful" など全6曲収録。2,694円の新譜LP。
2021.01.28 15:00Count Basie, Atomic Basie カウント・ベイシー(p)のオーケストラのアルバム。57年10月の録音。ルーレット・レーベルへの移籍第1弾とのこと。全曲ニール・ヘフティ(arr)のオリジナル曲を収録。スルーキー・ヤング(tp)、サド・ジョーンズ(tp)、ジョー・ニューマン(tp)、アル・グレイ(tb)、マーシャル・ロイヤル(as)、フランク・ウェス(as)、フランク・フォスター(ts)、エディ・ロックジョー・デイビス(ts)、フレディ・グリーン(g)、ソニー・ペイン(ds)等が参加。
2021.01.27 15:00Tina Brooks, Back to the Tracks ティナ・ブルックス(ts)のアルバム。60年9月から10月にかけての録音。ブルーノートの4052番。ジャッキー・マクリーン(as)、ブルー・ミッチェル(tp)、ケニー・ドリュー(p)、ポール・チェンバース(b)、アーサー・テイラー(ds)といったメンバーが参加。録音当時はお蔵入りになってしまった作品。しかしながら、何故発売されなかったのか不思議なくらいの内容です。"Back to the Tracks" "Street Singer" など全5曲収録。3,650円の中古盤LP。
2021.01.26 15:00Clifford Jordan & John Gilmore, Blowing in from Chicago クリフォード・ジョーダン(ts)と、ジョン・ギルモア(ts)、シカゴ出身の二人のテナー・サックス奏者のアルバム。57年3月の録音。ブルーノートの1549番。ホレス・シルバー(p)、カーリー・ラッセル(b)、アート・ブレイキー(ds)のリズム陣をバックに、テナー・バトルを繰り広げます。ジョーダン、ギルモア、共に31年生まれ。同郷の先輩、ジョニー・グリフィンに続いてニューヨーク・デビューを果たしました。"Blue Lights" ほか全6曲収録。
2021.01.25 15:00Horace Silver, The Cape Verdean Blues ホレス・シルバー(p)のアルバム。65年10月の録音。ブルーノートの4220番。ジョー・ヘンダーソン(ts)、ウディ・ショウ(tp)、J. J. ジョンソン(tb)、ボブ・クランショー(b)、ロジャー・ハンフリーズ(ds)といったメンバーが参加。シルバーのグループで、ヘンダーソンとショウの組み合わせはこれが唯一とのこと。そこにB面の3曲に、ジョンソンが加わります。"The Cape Verdean Blues" "The African Queen" など全6曲収録。1,700円の中古盤LP。
2021.01.24 15:00Franco Ambrosetti, Heart Bop フランコ・アンブロゼッティ(tp)のリーダー作。81年2月の録音。レーベルはエンヤ。フィル・ウッズ(as)、ハル・ギャルパー(p)、マイク・リッチモンド(b)、ビリー・ハート(ds)といったメンバーが参加。フランコ・アンブロゼッティは、41年スイスのルガーノ生まれ。父親のフラヴィオ・アンブロゼッティもサックス奏者とのこと。このアルバムでは、フィル・ウッズとの共演が注目を浴びます。"Triple Play" "My Funny Valentine" など全5曲収録。
2021.01.23 15:00Stanley Turrentine, Never Let Me Go スタンリー・タレンタイン(ts)のリーダー作。63年1月から2月にかけての録音。ブルーノートの4129番。シャーリー・スコット(organ)、メジャー・ホリー(b)、アル・ヘアウッド(ds)、レイ・バレット(perc)といったメンバーが参加。トミー・フラナガン・ファンとしては、メジャー・ホリーの参加が嬉しいアルバム。ここで演奏される "Never Let Me Go" はジョー・スコットの作品。ジェイ・リビングストン=レイ・エバンスのとは同名異曲。2,025円の中古盤LP。
2021.01.22 15:00Kenny Drew, I Love Jerome Kern ケニー・ドリュー(p)のリーダー作。57年2月の録音。レーベルはリバーサイド。ウィルバー・ウェア(b)とのデュオ作品。アルバム・タイトル通り、作曲家ジェローム・カーンの20年代から40年代のヒット・ナンバーを取り上げています。ケニー・ドリューは28年生まれ。録音当時は28歳。64年にデンマークへ移住。晩年は日本企画の作品で人気を集めました。"The Way You Look Tonight" "I've Told Every Little Star" "Can't Help Lovin' That Man" など全12曲収録。
2021.01.21 15:00Lee Morgan, The Rajah リー・モーガン(tp)のアルバム。66年11月の録音。ブルーノートの4426番。時期的に言うと、「カリスマ」(4312番)に続く作品とのことですが、84年まで未発表。ハンク・モブレー(ts)、シダー・ウォルトン(p)、ポール・チェンバース(b)、ビリー・ヒギンズ(ds)のクインテットによる演奏。モブレー、ウォルトンの参加が嬉しい一枚。チェンバースは亡くなる3年前になります。ヒギンズは快調。"The Rajah" など全6曲収録。1,710円の中古盤LP。
2021.01.20 15:00John Coltrane, The Great Coltrane Discography 58-04 ジョン・コルトレーン(ts)名義のアルバム。58年3月の録音。サボイ・レーベルから発売された、ウィルバー・ハーデン(tp)を中心とした、"Mainstream 1958" と同内容のフランス・サボイ盤。コルトレーンの人気にあやかって再発されたもののようです。他に、トミー・フラナガン(p)、ダグ・ワトキンズ(b)、ルイス・ヘイズ(ds)参加のクインテットによる演奏。"Wells Fargo" "West 42nd St." "E.F.F.P.H." "Snuffy" "Rhodomagnetics" の全5曲収録。
2021.01.19 15:00Art Blakey, Three Blind Mice アート・ブレイキー(ds)と、ジャズ・メッセンジャーズのアルバム。62年3月、ハリウッドのジャズ・クラブ「ザ・ルネッサンス」でのライブ録音。ウェイン・ショーター(ds)、フレディ・ハバード(tp)、カーティス・フラー(tb)、シダー・ウォルトン(p)、ジミー・メリット(b)といったメンバーが参加。3管編成のメッセンジャーズの演奏。84年刊の村上春樹の「波の絵、波の話」で触れられてもジャケットの掲載はありませんでした。990円の中古盤LP。