2020.09.29 19:00Red Garland, Soul Junction レッド・ガーランド(p)のアルバム。57年11月の録音。プレステイジの7181番。ジョン・コルトレーン(ts)、ドナルド・バード(tp)、ジョージ・ジョイナー(ジャミル・ネッサー)(b)、アーサー・テイラー(ds)といったメンバーが参加。ジャズ批評のガーランド特集号(第152号)では、アルバム・タイトル曲での「8分にもおよぶガーランドのソロ・プレイは、スロー・ブルースのソロとしてはジャズ史上最高傑作のひとつ」と絶賛されています。コルトレーンの参加が嬉しい1枚。
2020.09.28 19:00Lennie Tristano, The New Tristano レニー・トリスターノのピアノ・ソロ・アルバム。62年の録音。レーベルはアトランティック。レニー・トリスターノは19年シカゴ生まれ。子どもの頃に悪性のインフルエンザに罹ったため早くから視力が弱く、28年頃から全盲。7歳頃よりピアノのレッスンを開始。46年に最初の録音をキーノートに吹き込み、メトロノーム誌上で絶賛を博しました。リー・コニッツ(as)、ウォーン・マーシュ(ts)、ビリー・バウアー(g)等がトリスターノに傾倒しています。
2020.09.27 19:00Bud Shank, Holiday in Brazil バド・シャンク(as,fl)のアルバム。58年3月の録音。レーベルはパシフィック。ローリンド・アルメイダ(g,arr)、ゲイリー・ピーコック(b)、チャック・フロアーズ(ds)のカルテットによる演奏。バド・シャンクがブラジル出身のギタリスト、ローリンド・アルメイダと出会ったのは50年代初めとのこと。ここでもボサ・ノバ的なアプローチを聴くことができます。シャンクとアルメイダは70年代にLA4というグループとしても活動。Brazilliance vol.2のタイトルでもリリースされたLP。
2020.09.26 19:00Tal Farlow, Tal タル・ファーロウ(g)のリーダー作。56年3月の録音。レーベルはヴァーヴ。エディ・コスタ(p)、ヴィニー・バーク(b)のトリオによる演奏。タル・ファーロウは、21年ノース・カロライナ州グリーンスボロの生まれ。20才の頃は看板屋で働いていたそうですが、ラジオで聴いたチャーリー・クリスチャンの演奏でジャズ・ギターに開眼、プロの道に入りました。このレコードはタルの代表作の一つ。"Isn't It Romantic" "There Is No Greater Love" など全8曲収録。
2020.09.25 19:00The New Phil Woods Album フィル・ウッズ(as)のアルバム。75年10月から12月にかけての録音。レーベルはRCA。ウッズ自らのアレンジによるオーケストラのアルバム。マイク・メリロ(p)、スティーブ・ギルモア(b)、ビル・グッドウィン(ds)、ラルフ・マクドナルド(perc)、サム・ブラウン(g)、チャールズ・マクラッケン(cello)、ジョン・ファディス(tp)、ランディ・ブレッカー(tp)、ウェイン・アンドレ(tb)、エミール・チャーラップ(cond)ほかのメンバーが参加。"The Sun Suite" など全8曲収録。
2020.09.24 19:00伊東 たけし, T. K. Adagio Discography 01-01 伊東たけし(as)のアルバム。2001年の録音。発売時の日本語タイトルは「星に願いを」。レーベルはヴィレッジ。トミー・フラナガン参加は、"Smoke Gets in Your Eyes" と "Stardust" の2曲で7月の録音。ロン・カーター(b)、グラディ・テイト(ds,vo)といったメンバーでグラディ・テイトのボーカルがフューチャーされています。フラナガンが亡くなる4か月前の吹き込み。ほかは、"When You Wish Upon a Star" "We're All Alone" など全9曲収録。
2020.09.23 19:00峰 純子, Pre Morning 峰純子(vo)のアルバム。76年6月の録音。レーベルはトリオ。サー・ローランド・ハナ(p)、ジョージ・ムラーツ(b)、ドナルド・ベイリー(ds)といったメンバーがバックを務めます。峰純子は、45年山形県生まれ。63年にプロとして歌い始め、ハワイで1年間勉強し、66年からは東京・高輪プリンス・ホテルで渡辺保明トリオと共演。夫はジャズ・プロモーターの石塚貴夫氏。「チャイルド・イズ・ボーン」に次ぐこれが2枚目の作品。"My Foolish Heart" など全10曲収録。
2020.09.22 19:00Ella Fitzgerald, Any Old Blues Discography 73-01 エラ・フィッツジェラルド(vo)のアルバム。名盤 "Newport Jazz Festival Live at Carnegie Hall" から、エラの歌唱部分だけをピック・アップしてCD化したもの。97年発売。レーベルは、ジャズ・ドア。トミー・フラナガン(p)、ジョー・パス(g)、キーター・ベッツ(b)、フレディ・ウェイツ(ds)、ロイ・エルドリッジ(tp)、アル・グレイ(tb)、エディ・ロックジョー・デイビス(ts)などが参加。"I've Gotta Be Me" "Good Morning Heartache" など、全13曲収録。
2020.09.21 19:00The Swingle Singers Meets J. S. Bach ザ・スイングル・シンガーズ(vo)のアルバム。77年発売の日本盤LP。ミルト・ジャクソン(vib)、ジョン・ルイス(p)、パーシー・ヒース(b)、コニー・ケイ(ds)のモダン・ジャズ・カルテットの面々が参加。ザ・スイングル・シンガーズの歌うバッハのナンバーの後に、クラシックの原曲の演奏が挿入されています。ウォード・スイングルは、27年アラバマ州の生まれ。43年にテッド・フィオ・リト楽団の専属歌手としてプロ・デビューしています。
2020.09.20 19:00Tommy Flanagan, Lonely Town Discography 59-01 トミー・フラナガン(p)のアルバム。59年3月の録音。オリジナルのLPは79年に発売されましたが、こちらのジャケットは2000年にリリースされたCDのもの。ジョー・ベンジャミン(b)、エルビン・ジョーンズ(ds)のトリオによる演奏。レーベルはブルーノート。レナード・バーンスタインのミュージカル曲集。プロデューサーはケネス・カープ。ジョー・ベンジャミンがリーダーで、UAレーベルに吹き込まれたものかも知れません。"America" など全7曲収録。
2020.09.19 19:00The Bobby Timmons Trio in Person ボビー・ティモンズ(p)のアルバム。61年10月、ニューヨーク、ヴィレッジ・ヴァンガードでのライブ盤。レーベルはリバーサイド。ロン・カーター(b)、アルバート・トゥーティー・ヒース(ds)のトリオによる演奏。ボビー・ティモンズが、ジャズ・メッセンジャーズを退団した直後の録音とのこと。ティモンズ自作曲の、"So Tired" "Popsy" "Dat Dere" に加え、スタンダード・ナンバー "Autumn Leaves" "Softly as in a Morning Sunrise" など、全8曲収録。
2020.09.18 19:00Eddie Locke, AFS & All That Global Jazz Discography 78-07 エディ・ロック(ds)のアルバム。78年5月の録音。ニューヨーク、セント・ピーターズ教会でのライブ。ロイ・エルドリッジ(tp)、ヴィック・ディッケンソン(tb)、バド・ジョンソン(ts)、トミー・フラナガン(p)、メジャー・ホリー(b)といったメンバー。AFSはアメリカン・フェデラル・サービスの略で、文化交流を支援する非営利団体。そのチャリティーとして製作されたLP。95年にはCD化されました。"Oh, Lady, Be Good" "Yesterdays" など全7曲収録。