2020.08.30 19:00Tommy Flanagan, Lady Be Good for Ella Discography 93-08 トミー・フラナガン(p)のアルバム。93年7月の録音。レーベルはグルーヴィン・ハイ。ピーター・ワシントン(b)、ルイス・ナッシュ(ds)のトリオによる演奏。93年の晩春、健康上の理由から引退を表明した、エラ・フィッツジェラルド(vo)に捧げられています。フラナガンは長年、エラの伴奏を務めていました。プロデューサーはグルーヴィン・ハイのオーナーでもある、ジャック・ムヤル。"Oh, Lady, Be Good" "Love You Madly" "Isn't It a Pity" など全11曲収録。
2020.08.29 19:00Anita O'Day, Old Folks アニタ・オデイ(vo)のアルバム。77年12月の録音。レーベルはビクター。エド・ホルツ(p)、エディ・ダウンズ(b)、ジョニー・グリア(ds)のトリオがバックを務めます。"There's Only One" というタイトルで発売されているものと同内容。こちらは81年にリリースされた日本盤のLP。解説は青木啓氏。スイング感あふれる、"It Don't Mean a Thing If It Ain't Got That Swing" からA面が始まります。他に、"I'm Getting Sentimental Over You"など全8曲収録。
2020.08.28 19:00Tommy Flanagan Trio Overseas Discography 57-20 トミー・フラナガン(p)のシングル・レコード。57年8月録音の名盤「オーバーシーズ」から、"Eclypso" と "Little Rock" の2曲を収録。ウィルバー・リトル(b)、エルビン・ジョーンズ(ds)のトリオによる演奏。解説の岩浪洋三氏が「今日本ではジャズ・レコード界で ”幻の名盤ブーム” が起っているが、その頂点を占すのがトミー・フラナガン・トリオの『オーヴァーシーズ』である」と書いています。600円で発売された、日本盤45回転のEPレコード。
2020.08.27 19:00Helen Merrill, The Nearness of You ヘレン・メリル(vo)のアルバム。57年12月、58年2月の録音。マイク・シンプソン(fl)、ディック・マークス(p)、ジョン・フリゴ(b)、フレッド・ランドキスト(g)、ジェリー・スロスバーグ(ds)、ボビー・ジャスパー(fl)、ビル・エバンス(p)、オスカー・ペティフォード(b)、それにジョージ・ラッセルではなく、バリー・ガルブレイス(g)、ジョー・ジョーンズでなく、フィリー・ジョー・ジョーンズ(ds)が参加。メンバーは2019年11月11日の後藤誠さんのブログによります。
2020.08.26 19:00Frank Sinatra, Sinatra Swings フランク・シナトラ(vo)のアルバム。61年5月の録音。レーベルはリプリーズ。オーケストラの指揮とアレンジはビリー・メイ。私の持っているLPは62年頃に発売された日本盤のペラ・ジャケで、解説は岩浪洋三氏。リプリーズ・レコード創設当時のフランク・シナトラの「近況」がリアルタイムで記載されています。この頃シナトラは46歳の「働き盛り」との記述。ヒット曲 "Granada" をはじめ、"Falling in Love with Love" "Don't Cry Joe" など全12曲収録。
2020.08.25 19:00Phineas Newborn Jr., Back Homeフィニアス・ニューボーン・ジュニア(p)のアルバム。76年9月の録音。レーベルはコンテンポラリー。レイ・ブラウン(b)、エルビン・ジョーンズ(ds)のトリオによる演奏。フィニアス・ニューボーン・ジュニアは31年テネシー州ホワイトビルの生まれ。56年にニューヨークにやって来ました。このレコードはプロデューサーのレスター・ケーニッヒの死後、86年になって発売されたもの。"Sugar Ray" "Ill Wind" "Watch What Happens" など全8曲収録。
2020.08.24 19:00Red Garland, Dig It ! レッド・ガーランド(p)のアルバム。57年3月、12月、58年12月の3つセッションを収録。プレステイジの7229番。ジョン・コルトレーン(ts)、ドナルド・バード(tp)、ジョージ・ジョイナー(ジャミル・ネッサー)(b)、アーサー・テイラー(ds)、ポール・チェンバース(b)といったメンバーが参加。上り調子のコルトレーンの参加が注目される、プレステイジ特有のジャム・セッション的作品。"Billie's Bounce" "Crazy Rhythm" "C.T.A." "Lazy Mae" の4曲収録。
2020.08.23 19:00寺井 尚之, Yours Truly, 寺井尚之(p)のアルバム。2001年9月の録音。レーベルはフラナガニア。宗竹正浩(b)、河原達人(ds)という、当時のレギュラー・トリオによる演奏。大阪・堺筋本町にある自己のジャズ・クラブ「オーバーシーズ」を拠点として活動する寺井尚之の4枚目の作品。CDの帯には、「デトロイト・バップピアニスト寺井尚之が真摯に綴る『愛』の作品集」と書かれています。"The Way You Look Tonight" "You're My Everything" "A Thousand Years Ago" など全11曲収録。
2020.08.22 19:00Manhattan Jazz Quintet, My Funny Valentine デビッド・マシューズ(p)を中心にした、ジャズ・グループ「マンハッタン・ジャズ・クインテット」のアルバム。85年11月の録音。レーベルはパドルホイール。ルー・ソロフ(tp)、ジョージ・ヤング(ts)、エディ・ゴメス(b)、スティーブ・ガッド(ds)といったメンバーが参加。マンハッタン・ジャズ・クインテットは84年に結成。プロデューサーは川島重行。これが3名目の作品。チャーネット・モフェットに代わりエディ・ゴメスが参加。表題曲をはじめ全6曲収録。
2020.08.21 19:00Charles Mingus, Jazzical Moods チャールズ・ミンガス(b)のアルバム。54年12月の録音。レーベルはコロンビア。ジョン・ラポルタ(as)、テオ・マセロ(ts)、サド・ジョーンズ(tp)、ジャクソン・ワイリー(cello)、クレム・デローサ(ds)といったメンバーが参加。契約の関係でしょうか、サド・ジョーンズは、オリバー・キングという変名でクレジットされています。"What Is This Called Love" "Stormy Weather" "Minor Intrusion" "Abstractions" "The Spur of the Moment" など全7曲収録。
2020.08.20 19:00Wayne Shorter, Schizophreniaウェイン・ショーター(ts)のリーダー作。67年3月の録音。ブルーノートの4297番。ジェームス・スポールディング(as,fl)、カーティス・フラー(tb)、ハービー・ハンコック(p)、ロン・カーター(b)、ジョー・チェンバース(ds)といったメンバーが参加。3管編成のアレンジももちろんウェイン・ショーター。アルバム・タイトルで、A面3曲目のスキゾフレニアとは、「統合失調症」のこと。他に、"Tom Thumb" など全6曲収録。1,305円の中古盤LP。
2020.08.19 19:00Bill Evans Trio with Symphony Orchestra ビル・エバンス(p)のリーダー作。65年9月から12月にかけての録音。レーベルはヴァーヴ。チャック・イスラエル(b)、ラリー・バンカー(ds)、グラディ・テイト(ds)が参加するトリオに、クラウス・オガーマンが指揮するオーケストラが加わります。プロデューサーは、クリード・テイラー。アルバムには、バッハ、スクリャービン、フォーレ、ショパンなど、クラシックの曲をはじめ、エバンスが作曲した2曲、オガーマンが作曲した1曲が含まれています。"Granadas" "Valse" "Prelude" "Time Remembered" "Pavane" など全8曲収録。